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7原則とADA(障害をもつアメリカ人法) |
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ユニバーサルデザインが生まれた背景には、キング牧師に代表される公民権運動が、障害をもつ人の権利運動に影響を与え、彼らの運動が法整備を促進させてきた経緯がある。中でも1990年に施行されたADA(アメリカン・ディザビリティーズ・アクト)は、障害のある人が利用しにくい施設を「差別的」と位置づけ、雇用の機会均等と、製品やサービスへのアクセス権を保障したエポックメーキングな法律である。
ADAは広範囲にわたり、障害のある人の権利保護を定めている。人がたくさん集まる所ならどこでも、小売店であれ、美容院であれ、バリアがあってはいけないとしている。しかし、すべての製品やサービスを対象にしているわけではなく、法律の基準を満たしているからといって、日常生活のさまざまな場面で不便を感じるのは否めない。
ロナルド・メイスは、法律の限界を踏まえて、障害のある人を特別視せずに、あらゆる人が快適に暮らすことができるデザインとして、ユニバーサルデザインを提唱した。ロナルド・メイスが唱えたユニバーサルデザインは次の7原則で構成される。
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